入札額を検討する

競売物件は入札によって価格が決まりますが、一度入札してしまうと入札額を変更することが出来ませんので、入札額は慎重に決める必要があります。一般的な物件であれば、見学などで物件の設備や周辺の環境を知ることが出来ますが、競売物件の場合はそれが出来ません。

そのため、現況調査報告書、評価書、物件明細書という三種類の資料をもとに物件の状況を調べる必要があります。これらの資料には物件の設備などが記載されており、競売に参加する方であればダウンロードが可能です。競売物件専門の情報サイトがありますので、そちらにアクセスしましょう。これらの資料には裁判所によるコメントなどもありますので、どれも見逃さないようにしてください。これらの情報を基にして入札額を決定しましょう。

競売の入札開始日は競売情報サイトによって告知されますので、入札を希望する方はチェックをしましょう。そして、裁判所でもらえる入札セットに入札額を記入します。また、どのような書類を作成したのか後ほど確認出来るよう、すべての書類をコピーしておきましょう。書類と同時に封筒もコピーすることをおすすめします。印鑑や住民票も必要になりますので、それらも用意しておきましょう。

競売物件を購入するときのポイントを分かりやすく解説しています。